1
塗料の選定・色の選定・雨漏りなどの有無の確認・工期 の確認・工程の決定など
2
クサビ式ビケ足場・単管足場などでの足場組み立て
3
ガソリン式高圧洗浄機を用いた高圧洗浄
4
塗料が飛散してはいけない箇所へのビニール・ネット・シート・ナイロンなどでの養生作業
5
建物の劣化内容や痛み具合によって塗装工事前の補修工事、パテ・ビス止め、クギ打ち、クラック処理等
6
3回塗り
7
3回塗り
8
塗装が終わった後に、養生をとっていく作業
9
破風板・軒天・木部・鉄部等の部分の塗装作業
10
タッチアップや最終確認を行って足場解体を行います。
11
塗装部分の最終点検
※現場や天気によって作業内容が変わる場合ごございます。
外壁や屋根の塗装前や、土間や床などの防水前には必ず洗浄が大切です。そうする事で、ゴミや埃などを取り除き、新しく塗装する塗膜の密着性を高める事が出来るからです。この洗浄も2通りあり、1つは人間がマジックロンなどを用いて手洗いする方法と、洗浄機を用いて圧をかけて洗う方法です。これは確実に後者の方が洗浄能力に優れています。人間の手洗いでは手間がかかるのと、ゴミ等の除去が洗浄機に比べて劣ります。また、洗浄機から送られた水が出るノズルにはサイクロンノズルなるものがあり、回転して水が出るノズル等もあり、確実に洗浄機を用いた高圧洗浄の方が優れています。
この高圧洗浄機を用いて洗浄していくのですが、1つだけ注意があります。それは、施工対象建物がその時点で雨漏りをおこしているケースです。高圧洗浄機は圧をかけての水洗いになる訳ですから、雨漏りをおこしている箇所の付近に用いると確実に雨漏りが発生します。そういった時は高圧洗浄機の仕様は難しくなり、ホース等を用いて手洗い作業となります。
注意!! カラーベストやセメント瓦の塗装の際には、慎重に確実に高圧洗浄を行って下さい。カラーベストやセメント瓦は経年劣化で、その素材上から砂状化している事が多くあります。その砂を徹底的に高圧洗浄にて除去してやらないと、残ってしまった砂の影響で新しく塗装した塗膜が捲れてくる可能性があります。確実なる密着性をもたせなくてはいけないカラーベスト塗装は高圧洗浄と塗布する塗料がポイントであり、特に初段階の工程である高圧洗浄を失敗してまえば取り返しがつかなくなります。